キャリアインカレ2018総合優勝、早稲田大学「Plovers」インタビュー!前編

キャリアインカレ2018総合優勝、早稲田大学「Plovers」インタビュー!前編

3回目を迎え、日本全国から1700名の学生が参加したキャリアインカレ2018を制したのは早稲田大学当時2年生のPloversだった。
王道かつ堂々としたプレゼンテーション、最先端のビジネストレンドをおさえたビジネスプランと、全体的に隙の無い完成度の高いチームがPloversだ。
彼らの強みは一体どこにあったのか?そしてキャリアインカレをどのように戦ったのか?優勝から約半年が経ち、大学3年生となったPloversの3人に話を聞いてきた。(取材・執筆:羽田啓一郎)
*このインタビュー記事は2019年5月時点の情報を元にしています。
☆記事の最後に、Ploversの書類審査、プレゼン動画審査、準決勝、決勝と全てのスライドを特別掲載!

登場人物紹介

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チームの出会いはリーダーシップ開発の授業!Ploversの強さの秘密


羽田:みなさんお久しぶりです、改めましてキャリアインカレ2018総合優勝、おめでとうございます!

全員:ありがとうございます!

羽田:今年もキャリアインカレ2019がスタートするので、今回はみなさんのインカレの話を色々お聞きして、2019に出る皆さんへの何かヒントになればな、と色々お聞きしたく。

矢島:20162017でもやられていたやつですよね。何でもお聞きください。

羽田:順を追ってお聞きしたいんですが、もともとキャリアインカレの出ようと思ったのはリーダーの矢島くんだったんですか?経緯と理由を教えて欲しいなと。

矢島:はい、僕は模擬国連という活動をやっているんですが、模擬国連の全国大会でキャリア甲子園の告知を見たことがあってキャリア甲子園やキャリアインカレの存在はちょっと前に知っていたんです。

羽田:あ、そうなんですね。模擬国連やってるんだ。

佐藤:彼は今年から日本の模擬国連の代表なんですよ。

羽田:おお、すごい。

矢島:いえいえ・・・。それで2018年の春に、早稲田でリーダーシップ開発という授業があったんです。企業課題に取り組むビジコンのような授業で。ただそこでは残念ながら満足のいく結果が得られなかった。だから何かまた結果が出るような挑戦をしたいなと思っていた時にキャリアインカレをWebで見かけて。「これだ!」と。

羽田:どうしてインカレに出ようと思ったんですか?奨学金100万円目当て?

矢島:勿論報酬が大きいのは魅力の一つですけど、それも含めたスケール感ですね。キャリアインカレは全国から優秀な学生が挑んでくるでしょうし、その中で結果を出す為に挑戦してみたいなと。だから最初から目標は優勝、でした。優勝目指す為にどんなチームがいいかなと思った時に、自分より優秀な人がいいなと思って、それでリーダーシップ開発の授業で出会った佐藤さんと飯塚くんに声をかけたんです。佐藤さんはその授業のTAで、僕と飯塚くんが受講生だったんですけど。

羽田:TA??

佐藤:私も2人と同じで、1年生の時にその授業を受けていたんです。受講し終わった後に、TA(Teaching Assistant)として教授とともに授業を一緒に作ってみないかとお声がけいただいて、やってみようかなと。その時に私の担当クラスにたまたま矢島くんも飯塚くんも受講生としていたんです(笑)。でもTA業務が終わってやっと落ち着くかなと思ってた頃に矢島くんからキャリアインカレに誘われて。どうしようかな、と迷ったんですが、面白そうだからやってみるか、と。

羽田:佐藤さんはどうしてリーダーシップ開発の授業を受けようと思ったんですか?

佐藤:私は小学生からずっとリーダー的なポジションをすることが多かったんです。ただ当然うまくいかないことも多くて、学術的な観点かつ体験を通してリーダーシップを学んでみたいなと思って1年生の時に受講しました。

羽田:なるほど。飯塚くんは?

飯塚:僕はもともとリーダーシップ開発の授業を受講した理由も学部の中だけで学びを閉じたくないなと思っていたからなんです。学部内だけだとどうしても人間関係が限定されてしまうので。だから矢島くんからキャリアインカレを誘われて話を聞いてみた時も「面白そうだな」と。それであと誰かいないかなと思った時に佐藤さんどう?と提案してみたら矢島くんも同意してくれて。

羽田:矢島くんは自分より優秀な人を誘った、という事ですが、三人はどんな役割分担だったんですか?

矢島:まず佐藤さんは人前で話すのがとにかく上手なんですよ。彼女のプレゼン力は絶対に武器になるなと。あと彼女は人をまとめる力がある。人を押さえつけるやり方じゃなくて引っ張ってくれるし、フォローもしてくれる。

佐藤:確かに私は人前で話すということは昔からやっていたから慣れている、というのはありますね。でも逆に私はビジネスのこととか全くわからないし興味もあまりなかった。だからそのあたりを飯塚君が担っていた形ですね。彼はとにかく知識量が豊富かつ天才的なビジネスにおけるアイデアマンで、今回の企画の核を作ってくれました。

飯塚:そしてリーダーの矢島くんはやっぱり頼り甲斐がありますね。良くも悪くも長所短所がはっきりしている佐藤さんと僕をうまくまとめてくれる。地に足がついている。あと几帳面で正確なところも個人的にはありがたいです。

羽田:なるほど、本当に強みと個性がバラバラでそれがうまくまとまっていた形なんですね。さて、ではどんな形でキャリアインカレをスタートさせたのですか?

キャリアインカレ攻略法!Ploversはどのように戦ったのか?

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終始笑いの絶えないインタビューだった。チームワークの秘訣はインタビュー本文で!

矢島:カレンダーを見てみると、初回のミーティングが8月8日ですね。最初にやったのはチームビルディングでした。これまで3人一緒に活動をしていたわけではなかったのでそれぞれの強みや個性、またキャリアインカレでやりたいことを自由に話して共有しよう、と。チームの土台作りです。

佐藤:今思えばあれをやっていてよかったね。やっぱり同じ目標に向かって行くチームなので、最初からそれぞれの強み弱みがわかっていた方がいい。任せるところはドーンと任せちゃえますしね。

飯塚:キャリアインカレは期間が長いじゃないですか。その長い時間の間で相互理解がない状態だと衝突してしまう。その時間が勿体無い。インカレ中、僕らは全く衝突しなかったんですがそれは最初にちゃんと”チーム”として取り組むことができたからだと思います。

羽田:ちなみにどうしてワコールを選んだのですか?

飯塚:僕たちはリーダーシップ開発の授業などでもビジコンみたいなことをしていたので、それぞれの強みが活かせそうなテーマはどれかなと考えていて。それで最初はテーマがイメージしやすいセコムで考えていたんですよ。でもなかなかいいアイデアが出なくて。それで次にビジネスとして自由度の高いワコールに変えて考えてみたんです。

佐藤:書類審査締め切りの一週間前までアイデアは固まらなかったんですが、そこから一気に作って。私たちが意識したのは審査する人にちゃんと伝わるか、です。書類審査は最初の審査ですしたくさんの中から選ぶわけじゃないですか。だから初見でもわかりやすい、ということを意識しました。伝わらなければ意味がないですからね。良くも悪くも私はビジネスについて知識も興味もなかったので、第三者的な視点で「ここ、難しい」とか「これ、全然わかんない」とか色々言う係でした(笑)。
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打ち合わせ時のホワイトボード。こうした議論を経て、アイデアが固まっていく。
矢島:ただ書類審査はまあなんとかいけるかな、みたいな感覚はありましたね。次のプレゼン動画審査は不安でしたけど・・・。

佐藤:私もプレゼン動画審査は不安でしたね。まず撮影が大変だった。私たちは早稲田の教室で撮影をやっていたんですが、夜遅くまでやってたら警備員さんに怒られたりしてました。撮影中も入ってくるんですもん。

矢島:撮影中だから入室しないでください、とか張り紙で書いて扉に貼ってたよね(笑)。

佐藤:そうそう(笑)。だから結構最後は時間との戦いで。映像としてみた時に暗かったりスライドが見づらかったり。だから自信なかったな・・・。

飯塚:俺は大会中最後までずっと自信ありましたけどね。

矢島:そう、彼はずっと自信ありましたね(笑)。でも後から聞いたんですが、ワコールさんはプレゼン動画審査で僕たちを通すかどうか迷っていた、とか。担当者間で最後までどうするか議論があったのが僕たちらしいので、本当によかったなと思いました。

飯塚:俺たちを迷うなんて意外だな、と思いましたけどね。

佐藤:

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