AIを活用し、あなたが関心のある社会課題の解決策を提案してください。-Grow with Google-

マイナビMY FUTURE CAMPUS運営事務局が開催する「課題解決プロジェクト」。普段みなさんもGoogleやGmail、Google Mapなどで馴染みのあるグーグル合同会社からテーマを出題いただきました。テーマは「AIを活用し、あなたが関心のある社会課題の解決策を提案してください 」。
Googleが2018年に日本の学生に行ったAIに関する認識、イメージ調査によると「怖い」「仕事を奪われる」「AIに支配されてしまう」というネガティブなイメージを持っている学生が多いことが分かったそうです。
しかし私たちは意外とAIの事を知らずに、「なんとなく」イメージしていませんか?
AIは本来私たちの生活や社会をもっと豊かで便利にしてくれる存在。AIがどんなもので、どんな風に活用できるのか? 私たちの身の回りのあらゆる課題をAIでどのように解決できるかを考えるとワクワクできるはずです。
という事で、今回はMFCで長期インターンとして働いている学生スタッフ2名がこのテーマに挑戦しました。彼女たちが実際に考えた企画書のスライドと、企画に対するフィードバックコメントも掲載しますので、是非参考にしてみてください!
*この記事は2019年3月に収録した内容です

取り組んだMFC学生スタッフ

さとゆう/明治大学 商学部4年生
さとゆうMFCには1年間勤務し、企業の取材やイベントの企画などを担当。この春から休学し、1年間シアトルに留学に旅立った。休学前の最後の仕事がこの記事の企画となった。AIについてはよくわからない。

かじき/明治大学 商学部3年生
かじきさとゆうのMFC卒業に伴い彼女の推薦でインターン開始。まだほとんど勤務経験がない状態でこのテーマに取り組むことになった。彼女もやはりAIについてはよくわからない。

Google制作の動画を見てAIについて学ぼう

課題解決プロジェクトではテーマを出題する企業から動画教材が提供され、その動画を見た上で企画を考えていきます。Googleからは20分間のAIについての基礎的な理解を深めるための動画が提供されました。まずは二人も動画を見てAIについて学んでいきました。

かじき:AIって普段耳にはしつつもよく分かってませんでしたが、こうして見ると既にいろんなところでAIって使ってるんですね。

さとゆう:Gmailで返信しようとすると返信文候補が出てくるのって、AIのおかげなんだね。今まで意識したことなかった…。でも動画の中で出てくるきゅうり農家の事例やクリーニング屋の事例を見ていると、今まで人が時間かけてやっていたことが自動化されてもっと他の仕事に時間を使えるようになるから、滅茶苦茶便利になるね。

Googleのテーマに挑戦しよう

AIについて基本的な事を学んだ上で、次は学生同士で議論をしながらテーマに取り組みます。今回取り組むテーマは「AIを活用し、あなたが関心のある社会課題の解決策を提案してください」。学生自身が関心のある課題であれば、スケールの大きな課題でもいいし身の回りの課題でも構いません。またプログラミングなどの専門的な知識を問うものではなく、AIの活用法のアイデアを考えてもらうことが趣旨のため、自由に発想してもらいたいと思います。

かじき:どこから考えましょうか。私、企画とかまだやったことないのでどう進めていいかわからないのですが…。

さとゆう:まずはアイデアそのものよりもどんな課題を解決したいかを考えればいいんじゃないかな? 私は留学間近ということもあって留学に行くまでってもっと便利にならないかなと思ったな。大使館のビザ発行までが結構苦労したから、あれが便利になると本当に助かる・・・。

かじき:私が現在関心のあることは食生活ですかね。最近食生活に偏りが出てるのが結構気になってて…。バイト先のまかないがパスタだってこともあるんですけど、大好きな炭水化物ばっかり食べてる気がしてます。朝食をとらないし野菜も食べないし、私はこのままでいいのでしょうか…。

さとゆう:とりあえず留学と食生活の二つの方向で考えてみようか。審査項目も設定されてるからそこを意識しつつ…。

課題解決プロジェクトは企業ごとに審査項目が設定されています。Googleの場合は①AIの基本的理解度②データ取得法が考えられているか③AIが課題解決に活かされているか④課題解決へ期待が持てそうか⑤総合印象点の5項目。審査項目を意識して企画を考えると自分の考えの足りない視点などに気づけるはずです。

学生スタッフが考えた企画書を公開!

色々議論した末に二人が考えた企画はどうなったのでしょうか? 二人が実際に書いた企画書データを公開します。是非ご参考に!

MFC事務局スタッフによるフィードバックコメントを公開!

二人が書いた企画書をMFC運営事務局スタッフに見てもらい、容赦のないフォードバックコメントをもらいました。課題解決プロジェクトは応募作品全てにこの項目に対する採点とフィードバックコメントが戻ってくるため、皆さんのスキルアップに役立てられるはずです。では学生スタッフの企画に対するフィードバックをご紹介します。なかなか厳しめの評価のようです…。

今回フィードバックを担当したMFC事務局社員

安田/MFC事務局
安田MFCの中で主に有識者を招いたWeb記事やイベントの企画のマネジメントを担当。


宮澤/MFC事務局
宮澤安田とともにWeb記事やイベント企画を担当。現場に出て取材を行ったりイベントの司会を行なっている。

安田:「食生活改善アプリ」ということですが、大学生に食生活を改善する意欲がどのくらいあるだろうか。ないこともないだろうけど、優先順位が低いような気がする。それはなぜだろうか。そしてどうすれば意欲があがるだろうか。
企画としてみんなが利用・参加したくなるものにするためにまずこの部分を深く洞察して、自分なりの意見に到達することが必要なんじゃない?

宮澤:そうですね、大学生が本当に使いたくなるのか? っていう視点が足りないかなと思いました。“不摂生を続けると糖尿病になる。そうならないために、健康的な食事に導いてくれるアプリ”って、大学生に対して有効ですかね?
それよりは、肌が汚くなる〜とか、唾液の分泌量が減って口臭が〜とかの方が大学生にとってはまだ気にするべき問題なんじゃないかと思います。
「糖尿病にならないための健康的な食生活を大学生に提案してくれるアプリ」よりは「肌のトーンアップに効果的な食生活を提案してくれるアプリ」の方が、まだ刺さるのではと。

かじき:…。

宮澤:課題の深掘りが足りないんじゃないかなという印象です。理想の食事をAIが教えてくれるのは良いですが大学生がちゃんと食事に気を使えない一番の要因って「お金がない」とか「めんどくさい」からなんじゃないかなぁと思いますがどうなんでしょうか?

さとゆう:…。そうかもです。

宮澤:そして全体的に既視感がある企画だなあと。食事管理アプリってもう既にたくさんあるよね?

二人:…はい。

安田:でもAIの画像認識の機能を使おうとしているところはいいね。ちゃんとAIでできることを抑えた企画にはなっていると思う。まあでも、料理の写真を撮ると画像認識してくれるアプリも既にあるけど…。

かじき:ここまでちゃんと栄養成分を表示してくれるアプリはないんじゃないかなって思ったんですが…。

安田:うん、それはそうかもしれない。でもじゃあ栄養成分が詳細に表示されれば学生の食生活が改善するのか、となる。だからAIの使い道としてはいいんだけどやっぱり課題設定が間違ってるんじゃないかと。

宮澤:大学生の課題設定をもっとちゃんとするか、ターゲットを変えるかだね。食生活を本格的に気にするのは中高年。もっとオリジナリティを追加する必要はあると思うけど、この企画で行くならターゲットを変えたほうがいいかもね。メタボとか中高年の課題を解決する方向に方針を変えるか。

安田:AIで色々できることはわかった。あとはやっぱり我々人間側がちゃんと課題設定をしてAIをどう活用するか、ということだね。

二人:…精進します!

取り組んだ後の学生の感想

今回AIを利用して問題の解決策を考えるというのは初めての試みで、はじめは自分自身どう考えるのが正解なのか、あまりわからないまま作り始めました。
でも考えていくうちに今まで自分がAIに対して感じていた「怖いという感覚」がなくなったように感じます。
AIが人間にとって代わられるのではという話は聞いていてそれが恐怖になっていたけど、むしろ反対に、人間の生活をより良いものにするためにAIを1つのツールとして認識したほうが良いと思うようになりました。

でも考えた企画のフィードバックをもらって、課題設定の難しさを痛感しました。
AIという今まであまり身近に感じてこなかったテーマに身構え過ぎてしまって全体の流れを完成させることに気を取られ、ターゲットが本当にその企画を魅力的に思うか、また、実用化するにあたってどうすれば本当の意味で自分の指摘した問題を解決できるのか、課題解決プロジェクトにおいて重要なこの2点を見落としていたと思います。

AIが少し身近になったのと、課題解決の難しさと面白さが両方体験できて、総合的に面白かったです!


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