ユーモアセンスは必須のスキル!交友関係構築の鍵

日々さまざまな場面で煮詰まってしまう、そんなときはユーモアが大事です。特に真剣に集中して物事に取り組んでいるときほど視野が狭まりがちですが、そういうときにこそ少し心の余裕を持ってユーモアを持って作業をすると意外な発見があったり新しいひらめきが生まれたりします。一人で作業をしているときはもちろん、チームで作業ををしているときには行き詰まってギスギスしてしまいがちな雰囲気を、ちょっとひねりの効いた一言で変えることができます。ユーモアのセンスを磨くのは一朝一夕では難しいかもしれませんが、交友関係にも良い影響があるので、身につけていたいものです。

ユーモアとは何?

ユーモアの語源はラテン語の”Humor(湿気・体液)”に由来しますが、イギリス人の気質と親和性が高く、英国で発展したものが世界で知られているユーモアです。ユーモアの明確な定義は難しく、作家や哲学者が定義を試みている歴史があります。

ユーモアという言葉を発展させたイギリスでは人を和ませるような面白みのことを指す言葉となり、今日のユーモアの意味になりました。その際の使われ方としては、会話の相手の緊張を解きほぐし、会話を弾ませるために用いられています。また、大勢の前で話をする場合なども同じで、場の雰囲気を和ませ、話の内容に聴衆を引き込むために用いられます。

ユーモアはコミュニケーションをとる際に便利なツールですが、話し手・聞き手とも言葉の教養が必要になり、また共通の言語のみならず、地域性・習慣などお互いの基礎知識がないとユーモアが通じない場合もあります。
ユーモアを発する場合、そういった地域性、習慣、基礎知識、共通認識を敏感に感じ取り冗談を言えるセンスが必要になります。

日本でのユーモア

イギリスで発展したユーモアですが、日本語に翻訳すると「諧謔(かいぎゃく)」や「有情滑稽」と表現します。
諧謔とはおどけていて、おかしみのある言葉や気の利いた冗談のことです。そして有情滑稽は「有情」は人間としての感情があるもの「滑稽」は笑いの対象となる面白いことを意味し、人が発する面白いことや言葉という意味です。
ユーモアの構成要件に「話し手と聞き手の言語が同一である」というものがありますが、日本では共通言語が日本語1つなので、地域性や習慣、共通認識がある程度揃っていれば、ユーモアが通じやすい環境にあります。
その場の雰囲気や情景を表してパッとセンスの良い言葉を発するのがユーモアです。

ユーモアはセンスと気配り

ユーモアはコミュニケーションをとる場合に「つかみ」として有効な手段です。一対一の会話の場合、お互い冗談も通じないような関係では打ち解けることも難しく、雰囲気が固くなってしまって相手に良い印象を与えられないかもしれません。真面目な話ばかりだと肩が凝ってしましそうになります。

また、大勢の前で話す場合もユーモアは落語の「まくら」のように聴衆の興味を話し手に惹きつける役割があります。そんな有用なツールですが、ユーモアを発揮する際は次に挙げるいろいろなことに気をつける必要があります。そうしないとこれからコミュニケーションを取ろうとする相手に不快感を与えてしまうことにもなりかねないからです。ユーモアはセンスが大事なのです。

1.品性・知的さが感じられること

ユーモアで大事なことは聞き手が不快にならないことが大前提になります。そこで必要なことは品性や知的さが感じられることです。状況をひねりの効いた例えや、斬新な見方をした表現をすると聞き手は楽しさだけでなく、話し手に対しての興味も生まれます。
一方で、話し手本位で聞き手に伝わらない「知的さ」は逆に不快感を与える可能性があります。共通認識でないことをユーモアに交えても聞き手は面白みとして受け取ることができず、訳のわからない話を聞かされているだけになってしまうからです。

2.下ネタ・ブラックジョークはNG

長い付き合いのある同性同士ではウケの良い下ネタも他人の前で言うのはやめた方が良いでしょう。性差別的な表現を含む場合もあり、聞き手との距離感が近くないうちに下ネタを話した場合、下世話な話をする人と受け取られ良い印象を与えることは難しいです。
物事や人柄などを風刺的に滑稽に表現するブラックジョークも避けるべきです。ユーモアは聞き手に対して思いやりが必要ですが、ブラックジョークも差別的な表現を含む場合が多くあり、聞き手が被差別側だった場合、不愉快な思いをするでしょう。

3.場にあった対応

ユーモアで場を和ませようと咄嗟に発した言葉で逆に場が凍りつかせてしまうことがないよう、その場にいる聞き手の共通認識、地域性、習慣など気を配る必要があります。
また、その場の雰囲気がユーモアを必要としているのか、それとも和みは必要ではなく真剣に物事に取り組んでいるのかなどを敏感に感じ取る必要もあります。また同時に、緊張状態を緩和するためにユーモアを取り入れることも良いでしょう。
ユーモアを発する場合、その場その場に合ったタイミングで聞き手に対する気配りと思いやりが必要になります。

ユーモアセンスがもたらす人間関係の円滑化

ユーモアをコミュニケーションに取り入れるのは、気にかけることが多くて大変だと思ったのではないでしょうか。何の気なしにセンスのあるユーモアを聞いていると、それが簡単なことに思われがちですが、ユーモアを使いこなしている人たちは、そういった気配りが常にできています。
そして、なぜ気配りと思いやりができているかというと、ユーモアがもたらすメリットが多くあるからです。

場の雰囲気を自在に

センスの良いユーモアを駆使する人を思い浮かべて見ると、その人が会話や会議の主導権を握っていることがわかると思います。気配り・思いやりがあるということは自分が話す一方だけではなく、話したいことがある人に対してはさらに話を盛り上がるよう聞き上手になります。
会議などどうしてもシリアスな場面が多い場合でも、一服の清涼剤のように一言二言で場を和ませ、会議が円滑に進むように気配りをしてくれています。
ユーモアを上手に利用できる人は場の雰囲気をコントロールすることができます。

人が集まってくる

ユーモアがある人というのは面白い、考え方に興味が沸く人と映り、人気者に例えることができます。楽しい人は他の人を笑顔にするため心地よい雰囲気をつくりだします。そういったユーモアを持った人気者は常に人たちの中心にいることが多く、周りの人たちから頼りにされたり信頼を得ることができます。
また、その人の周りの雰囲気が良いということは、気配りが行き届いていて不快感がないということですので、自然と人たちの中心になって行きます。

仕事ができる人はユーモアセンスも一流?

アルバイト先やサークルなどで仕事ができる人を思い浮かべてみて下さい。仕事はチームワークが大事になります。チーム内で優秀な立ち回りをする人は事前準備やチームメイトに対して分かりやすい説明ができたり、行き詰まったときに違う面からアイディアを出したりしてくれます。そういったことはユーモアのセンスに重要な要素なのです。仕事ができる人はユーモアに長けた人だと想像できますね。

ユーモアが生きる学校内でのチームワーク

学校でチームで課題に当たる場合もユーモアのある人がいると場の雰囲気を良くしてくれるので、作業が捗ります。場の雰囲気を良くしてくれるということはチームメイト一人ひとりに対して気配りが出来ている人ですので、それぞれの作業内容や進捗についても把握していたり、煮詰まっている人が入れば手を差し伸べてくれたりします。そういった単純に楽しいだけの人ではないチームでの対応を行なえる人がユーモアのセンスがある人なのです。

仕事でもユーモアが大事

社会人になっても、職場ではユーモアのある人は重宝されます。例えば、物事を説明する際は相手にできるだけ内容を覚えてもらえるように伝える必要がありますが、ユーモアのある人は身振り手振りなどを交えて楽しく興味を持ってもらえるように説明することができます。そういった伝える能力は職場内だけではなく、接客やクレーム処理などさまざまな場面で役立ちます。
仕事を効率よく行うためにはコミュニケーションが重要になります。仕事ができる人は仕事を効率化するためにユーモアのセンスを磨いているのです。

センスを磨いてユーモアを身につけよう

人は常に他の人と関わり、さまざまなコミュニケーションを取ります。ユーモアはそういったコミュニケーションの際にどのような場面でも役に立ちます。良好な交友関係を結びたい場合、相手を笑顔にすることが最高の近道になりますので、ユーモアのセンスを磨くことはコミュニケーション能力を高めることに直結します。
社会で活躍するために場面に合ったユーモアで多くの人の興味を引き、人生を豊かなものにするために日々さまざまな考え方や気配り、知識を勉強してユーモアのセンスを磨きましょう。

line@

PAGE TOP